先日のジムバトルで使用したフェアリー構築のデッキレシピを投下します。

デッキ名:フェアリールギアEX
フォーマット:XYレギュレーション

ポケモン/17
3 フラージェスEX
2 ルギアEX
1 ゼルネアスEX
1 シェイミEX
3 ペロッパフ(XY1) ※たいあたり
2 ペロリーム(XY4) ※特性:テイスティング
2 シュシュプ(X30) ※ようせいのかぜ
2 フレフワン(XY1) ※特性:フェアリートランス
1 ゼルネアス(X30) ※ジオコントロール

サポート/11
4 プラターヌ博士
3 オダマキ博士の観察
2 フラダリ
1 ポケモンだいすきクラブ
1 エリートトレーナー

グッズ/17
4 ハイパーボール
4 スーパーポケモン回収
3 バトルサーチャー
2 レベルボール
1 はかせのてがみ
1 げんきのかけら
2 ちからのハチマキ

スタジアム/3
3 フェアリーガーデン

エネルギー/12
8 基本フェアリーエネルギー
4 ダブル無色エネルギー


よくあるフェアリートランスの構築に、ルギアEXを突っ込んだだけのシンプルなデッキです。

ルギアEXはダブル無色エネルギーが1枚あればワザを撃てるので、この手のデッキにありがちな起動の遅さを補うことができます。
フィニッシャー性能も高いので、このデッキのメインアタッカーとなります。

フラージェスEXはサポート事故の回避とエネルギー2枚で中打点を飛ばすことができるのが魅力ですね。

ゼルネアスEXはフェアリー+ダブル無色構築の相性の良さから1枚採用してみました。
ベンチに打点が飛ばせるのと無条件で140点出せるので、勝負どころで活躍できるかもしれません。

フェアリーデッキの先陣として採用されることが多いゼルネアスですが、今回のデッキではジオコントロールを使うことをあまり想定しないので複数枚の採用はせず、1枚にとどめております。

BWレギュレーションと異なり、XYレギュレーションではトランス系特性+まんたんのくすりが使えないので、その代わりにスーパーポケモン回収を4枚採用しています。
どうしても運が絡んできますが、期待値どおりにオモテが2回出てダメージを帳消しにできれば十分なアドバンテージを稼ぐことができるでしょう。
フェアリートランスでは動かすことができないダブル無色エネルギーを回収できるのもいいですね。

全体的に打点が控え目な構築なので、アタッカーの使い分けが重要となります。
先日の復帰戦で使用したデッキを書き起こします。
XYレギュレーションのデッキは今回初めて構築したのですが、サポートの配分が一番悩みました。

デッキ名:MライボルトEXカエンジシ
フォーマット:XYレギュレーション

ポケモン/14
4 ライボルトEX
3 MライボルトEX
3 シシコ(XY2) ※HP70
2 カエンジシ(XY4) ※特性:フレアコマンド
1 エンテイ(014/XY7) ※コンバットブレイズ
1 シェイミEX

サポート/11
4 プラターヌ博士
2 オダマキ博士の観察
2 フラダリ
1 ティエルノ
1 エリートトレーナー
1 鍛冶屋

グッズ/22
4 ハイパーボール
3 バトルサーチャー
3 バトルコンプレッサー フレア団ギア
2 はかせのてがみ
2 ポケモンいれかえ
1 あなぬけのヒモ
1 せいなるはい
3 ライボルトソウルリンク
3 ヘッドノイザー フレア団ハイパーギア

スタジアム/2
2 サイレントラボ

エネルギー/11
7 基本炎エネルギー
4 基本雷エネルギー


MライボルトEXにM進化した後、ターボボルトで状況に応じてベンチのライボルトEXやカエンジシを加速させるデッキです。
カエンジシについて、環境にあまり向いてなさそうな「いかくのたてがみ」は採用せず、フレアコマンドのみで固めました。

全体的にスピードが速い分打点に物足りなさを感じるので、デッキを再調整して新たなポケモンやグッズを投入してみたいですね。

まだまだ改善の余地はありそうです。
コンセプトパックのカードを使って早速新しいデッキを組んでみました。
派手にばくふんしゃをしたかったのですが、まだまだ休火山なクオリティです。


デッキ名:マグマ団のバクーダEX
フォーマット:BW以降60枚

ポケモン/13
3 バクーダEX
4 マグマ団のドンメル
4 マグマ団のバクーダ
1 ミュウツーEX
1 ガマゲロゲEX

サポート/15
4 プラターヌ博士
4 N
2 フラダリ
2 鍛冶屋
1 フウロ
1 アクロマ
1 フラダリの奥の手

グッズ/15
4 ハイパーボール
3 ポケモンいれかえ
3 バトルサーチャー
2 ちからのハチマキ
1 あなぬけのひも
1 はかせのてがみ
1 パソコン通信 [ACE SPEC]

スタジアム/3
3 灼熱の大地

エネルギー/14
10 基本炎エネルギー
4 ダブル無色エネルギー



今回は試作版なので特に解説はしませんが、フリー対戦で使ってみた感想を箇条書きで。

・バクーダEXがとにかく重い。ローリングアタックが1エネ30点なら全然印象が違ったのだが・・・。ダブル無色エネルギー1枚で起動できるミュウツーEXやガマゲロゲEXが本当に頼もしく思える。
・今回はバクーダEXに寄せたデッキにしたが、闘ポケモン+マグマ団のスーパーボールをタッチしたデッキの方が広く受けられそう。
・特性バーンドラフトと鍛冶屋の相性がイマイチ。基本炎エネルギーの増量やダートじてんしゃの採用も要検討か。
・バーンドラフトだけでは疑似加速として考えると弱い。エネルギーつけかえが欲しくなる。
・シビビールは偉大
XY5から搭載された古代能力の1つである「Ω連打」を持つチャーレムでビートダウンするデッキを公開します。
闘タイプの爆発力を最大限に活かすことができる爽快感のあるデッキです。


デッキ名:連打チャーレム
フォーマット:BW以降60枚

ポケモン/13
4 アサナン
4 チャーレム(036) ※Ω連打
2 ルチャブル(XY3)
1 ランドロスEX
1 ランドロス(XY3)
1 セレビィEX

サポート/17
4 プラターヌ博士
4 コルニ
3 N
3 フラダリ
1 アクロマ
1 フラダリの奥の手
1 アイリス

グッズ/16
3 ちからのハチマキ
2 ポケモンいれかえ
2 ハイパーボール
2 レベルボール
2 バトルサーチャー
2 きあいのタスキ
1 あなぬけのひも
1 はかせのてがみ
1 パソコン通信 [ACE SPEC]

スタジアム/4
4 ファイティングスタジアム

エネルギー/10
6 基本闘エネルギー
4 ストロングエネルギー


●ポケモン

○アサナン

HPが50と進化前にしてはやや低いものの、闘エネルギー1枚で20点を出せます。

○チャーレム(036)

当デッキのメインアタッカー。
HP90で耐久は低いですが、トレーナーズ等でパンプしやすい闘タイプなので、Ω連打との相性は抜群です。
主力ワザであるヨガキックは弱点を計算しないのですが抵抗力も計算しないので、闘タイプが苦手な闘抵抗持ちにも強烈な打点を叩きこむことが可能です。
「ちからのハチマキ」「ファイティングスタジアム」「ストロングエネルギー」が全て揃えば、多くのポケモンEXを一撃できぜつさせることができます。

○ルチャブル(XY3)

ポケモンEX相手への牽制等、使い勝手が良いたねポケモン。
アタッカーがチャーレムのみだとジリ貧になるので、エネルギー1枚でワザを撃てるこのポケモンの存在は大きいです。
いわゆる「死に出し」要員としても使いやすいです。

○ランドロスEX

チャーレムで撃ち漏らしたポケモンを仕留めるために1枚だけ採用。
HPが高いので壁役としても使えますが、使う場合は相手にガマゲロゲEXがいない場合に限定した方が良いでしょう。

○ランドロス(XY3)

当初はチャーレムへのエネルギー供給が追い付かないと思い、ワザでエネルギーを加速できるランドロスを序盤の展開役として重要視していましたが、実際に回してみると思ったよりも使いどころがなく、最終的には1枚に落ち着きました。

○セレビィEX

HPが低いチャーレムがエネルギー2枚を抱えたまま落とされるのは痛いと考え、エネルギー1枚でも戦えるようにするために採用しました。
特性「タイムリコール」の効果でアサナンのひらてうちをΩ連打することが可能となります。
ひらてうちはヨガキックと異なり弱点を計算するので、闘弱点の相手にはヨガキック以上の打点を叩き出すことが可能となります。


●サポート

○アイリス

Ω連打と相性がいいので、1枚だけ試験的に採用してみました。
使う場面こそ限定的ですが、終盤に相手の大物を一気に狩ることができるのは魅力です。


●グッズ

○きあいのタスキ

耐久に難のある闘タイプがアタッカーとなるので、きあいのタスキとの相性は良好です。
ちからのハチマキとの兼ね合いがあるので、その点は要注意。

○パソコン通信

序盤から終盤まで、ありとあらゆる場面で役に立つ万能カード。
個人的にこのデッキであれば、ACE SPECはパソ通一択です。


●スタジアム

○ファイティングスタジアム

ファイティングスタジアムをサーチするカードが実質パソコン通信のみなデッキなので、ドローで手繰り寄せることができるように4枚採用。
当然ながら、相手に優位なスタジアムを除外する役割も担います。

●エネルギー

○基本闘エネルギー

6枚あれば何とか回りますが、本音を言えばもう1枚ぐらいあると安心です。
どうしようもない場合は、ランドロス(XY3)でフォローします。

○ストロングエネルギー

貼るだけで闘ポケモンの打点が20も上がる素晴らしい特殊エネルギー。
ただ、ギルガルドEXが入っていそうなデッキには注意が必要です。


●採用しなかったカードについて

○カイリキー(XY3)+マツブサの隠し玉

カイリキーの特性で更にパンプすることが可能ですが、私のプレイングの拙さから運用が難しく、採用を断念しました。
マツブサの隠し玉等でカイリキーを立てることができれば、更にデッキが安定すると思われます。
新弾のカードを見て誰もが思いついたであろう【ハンテールホウオウEX】のデッキを構築してみたので、公開します。
やることがシンプルで、お手軽に高打点を叩き出せるのが魅力です。


デッキ名:ハンテールホウオウEX
フォーマット:BW以降60枚

ポケモン/13
4 パールル
4 ハンテール
4 ホウオウEX
1 ジラーチEX

サポート/10
4 プラターヌ博士
3 N
2 フラダリ
1 アクロマ

グッズ/21
4 ハイパーボール
4 バトルサーチャー
4 バトルコンプレッサー フレア団ギア
3 かるいし
2 ちからのハチマキ
1 はかせのてがみ
1 ツールスクラッパー
1 すごいつりざお
1 ポケモン回収サイクロン [ACE SPEC]

スタジアム/3
3 スカイアローブリッジ

エネルギー/13
5 基本水エネルギー
1 基本草エネルギー
1 基本炎エネルギー
1 基本雷エネルギー
1 基本超エネルギー
1 基本闘エネルギー
1 基本悪エネルギー
1 基本鋼エネルギー
1 基本フェアリーエネルギー



●ポケモン

○パールル

ワザの[カラまもり]が、ポケモンEXにありがちな「上のワザ+ちからのハチマキで50点」を確実に防いでくれるので、進化前でも見た目以上に耐久があります。

○ハンテール

本家ポケモンの方では「地味なポケモンの代名詞」としてある意味有名なポケモンですが、今回はド派手なワザを使えるポケモンとして収録されました。

本デッキのメインアタッカー。
[パワフルストーム]で、自分の場のエネルギー枚数分×20を相手に叩き込みます。
過去のBWシリーズでも同じ名前のワザを持つエルレイド(BW7)が収録されていて、ホウオウEXと組ませて高打点を叩き出すデッキが存在していました。

今回のデッキも【エルレイドホウオウEX】と同じで、特性[ふしちょう]を使ってベンチにエネルギーが3枚付いたホウオウEXを複数展開して、相手のアタッカーに高打点を叩き込み続けるのが基本的な動きとなります。

このハンテールとエルレイド(BW7)ですが、当然性能に差があるので、それぞれの長所を列記してみます。


<ハンテールの長所>

・1進化ポケモンであるため、2進化ポケモンであるエルレイドよりも立てやすい。
・エネルギー1枚でワザが撃てる
・ホウオウEXとの色相性の良さ(ハンテールは草弱点だが、ホウオウEXは草に強い)
・基本エネルギーのみの構築で問題ないので、相手の改造ハンマーを警戒する必要がない

<エルレイド(BW7)の長所>

・HPが140あるので、HP100のハンテールよりも場持ちが良い。
・エネルギーのタイプに縛られることなくワザが撃てる
・構築の関係でダブル無色エネルギーの投入がほぼ必須のため、パワフルストームの打点がハンテールよりも高くなりやすい

ハンテールの長所は、とにかく進化してからワザを撃つまでのスピードの速さです。
自身が1進化ポケモンであるというアドバンテージ1つで、エルレイド(BW7)の性能を凌駕するといっても決して過言ではありません。
HP100で場持ちは悪いですが、HPがまんたんでエネルギーが付いているポケモンEXを1発で仕留めることができれば、試合を優位に進めることができます。

下のワザの性能もそこまで悪くはないものの、今回の構築だとほぼ使う機会はないでしょう。

○ホウオウEX

バトルフェスタ2014でも草ポケモンや鋼ポケモンを燃やすためにいろんなデッキに出張していたようですが、このデッキの鍵となるポケモンのため、4枚投入しています。
早めに展開したいので、プラターヌ博士、ハイパーボール、バトルコンプレッサーを駆使してトラッシュに送り込みましょう。
ポケモンEXにしては耐久がやや低めのHP160ですが、ハンテールを育てるまでの壁としての役割も重要となります。
ハンテールが苦手なビリジオンEXに対しては、ちからのハチマキ or 4色のレインボーバーンで対抗しましょう。

○ジラーチEX

バトルコンプレッサー4枚投入しているのでデッキ圧縮の速度は大抵のデッキよりは早いですが、序盤にサポートが引けないようでは話にならないので1枚だけ投入。
サイドレースを考えると早めにポケモン回収サイクロンを使いたいですが、ハンテールやホウオウEXの維持のために、敢えて囮にする運用も考えられます。

●サポート

ジラーチEXの投入、バトルコンプレッサー4枚によるデッキ圧縮、バトルサーチャー4枚投入のため、他のデッキよりもやや少なめの10枚。ドローサポートは8枚だけですが、これでも十分に回すことができます。

●グッズ

○バトルコンプレッサー フレア団ギア

このデッキの鍵となるグッズで、ホウオウEXとの相性は抜群です。
トラッシュに送るカード3枚をどう選ぶかがポイントとなります。

○かるいし

ホウオウEXのエネルギーを1枚も減らさずに逃がすことができるので重宝します。

○ツールスクラッパー

苦手なダストダス(BW5)のどうぐを剥がしたり、ハンテールやホウオウEXに貼られたかるいしをちからのハチマキに貼り換えるのが目的で1枚だけ投入。

○すごいつりざお

ホウオウEXとの相性が悪いグッズですが、プラターヌ博士等でやむなくトラッシュしてしまったハンテールや基本水エネルギーを山札に戻したくなる場面もあると思い、不本意ながら1枚だけ投入。
相手がホウオウEXを見てフラダリの奥の手を使うことも多くなると思うので、実際に使う場面は少ないかもしれません。

○ポケモン回収サイクロン

エーススペックの選択肢はいくつかあると思いますが、今回はポケモン回収サイクロンを採用しました。
特性を使用して場に出たジラーチEXの回収と、壁要員として使ったホウオウEXの回収が主な目的です。
全体的に脆いデッキなので、わずかではありますが耐久面での底上げを担います。

●スタジアム

主にかるいしと同様の理由で採用。
かるいしと違ってホウオウEXのエネルギーは1枚トラッシュされていまいますが、相手のスタジアムを貼り換えることができるのは大きいです。
XY5では「サイレントラボ」というホウオウEXにとって致命的なスタジアムが収録されているので、本来2枚以下でも問題ないところを、今回は敢えて3枚とやや多めに積んでいます。

●エネルギー

○基本水エネルギー

ハンテールがワザを撃つために必要なエネルギーなので、当然他色よりも多めに積んでいます。
デッキ圧縮が早いデッキなので5枚でも問題なく回りますが、不安な場合は増量してもいいと思います。

○水以外の基本エネルギー

各種1枚積みましたが、枚数は無理に全色揃える必要は決してないと考えています。
BW以降のレギュレーションでは炎、闘、悪、フェアリーは「相手のスタジアムを利用できる」ということを頭の片隅に入れておくと、限定的ではありますが、状況次第でプレイングの幅が広がることもあるかもしれません。



●得意なデッキ、苦手なデッキ

得意・・・ポケモンEXが主力となる多くのデッキ
苦手・・・ガマゲロゲEX、ダストダス、非EXが主力、サイレントラボ+キュウコン(XY5)

これから流行りそうなMシンカ(ゲンシカイキ)ポケモンについても、パワフルストーム1発で倒すには要求されるエネルギーが多いので、難しい相手かもしれません。


ホウオウEXのコイン判定で泣くこともあり、決して安定するデッキとは言い難いですが、とにかく回して爽快感があるので、気分転換に使うデッキとして多くの人にオススメしたいですね。
XY5が発売される前に先行公開されたカードを見て、どうしても組んでみたいデッキが1つありました。
どんなデッキかというと、【エンペルトラグラージ】です。

ご存知の方も多いと思いますが、タイダルストームで収録されたラグラージ(015/XY5)の特性[ダイビングサーチ]が、かつて収録されたマグカルゴ(PCG2)が持つポケパワー[じならし]とほぼ同じなんですね。
このマグカルゴ(PCG2)とルンパッパ(PCG2)(簡単に言うと、ドロー能力と場を参照したワザを持つエンペルトBW4に似ているカード)を組み合わせたデッキは【ルンパッパマグカルゴ】と呼ばれ、当時はとても有力なデッキでした。

ラグラージ(015/XY5)のカードを見た時、「これはエンペルトと合わせて【ルンカル】の再現ができるぞ」と非常に楽しみにしていました。
新弾発売日当日、早速パックを開封して【エンペルトラグラージ】を構築してみました。

・・・ところが、これがなかなか上手くいかない。
【ルンカル】と同様の動きをするには、2進化ポケモンを2体以上立てなくてはいけません。
XY5で新たに収録された「ダイブボール」「アオギリの切り札」といった、水構築にとって強力なトレーナーズを利用すれば立てられないこともないのですが、どうしても理想通りの動きができません。

デッキ構築が行き詰まり、他のカードを改めて見直してみて、ある考えがふと頭をよぎりました。

(あ、【ルンカル】組めるやん)

ということで【エンペルトラグラージ】から一旦離れ、気分転換にXY版【ルンカル】に挑戦することになりましたとさ。おしまい。


・・・前置きが長くなりましたが、【ルンカル】を組んだのは本当です。
ただ、ジムバトルで披露するタイミングを逃してしまったこと、構築自体がかなり甘いこと、そもそも全然強くないこと、そしていつまでも引っ張るようなネタでもないだろうということで、構築したデッキは早くも解体することになりました。

せっかくなのでデッキレシピを投下しておきます。
ちなみに私が今年組んだデッキの中では、
「ペロリームを3投したのにペロッパフが1枚も入っていなかったフェアリーデッキ」に次ぐ迷作でした。


デッキ名:ルンパッパマグカルゴ(ルンカル)
フォーマット:BW以降60枚

ポケモン/14

4 マグマッグ(XY5)
2 マグカルゴ(015/XY5) ※はじけるほのお
2 マグカルゴ(016/XY5) ※Ωバリア
2 ハスボー(XY5)
1 ハスブレロ(XY5)
2 ルンパッパ(006/XY5) ※特性:みわくのリズム
1 ビクティニEX

サポート/16

4 プラターヌ博士
4 N
3 フウロ
1 アクロマ
1 センパイとコウハイ
1 フラダリ
1 鍛冶屋
1 フラダリの奥の手

グッズ/18

4 ハイパーボール
4 ポケモンいれかえ
3 シルバーバングル
3 バトルサーチャー
2 ふしぎなアメ
1 はかせのてがみ
1 ビクトリーピース [ACE SPEC]

エネルギー/12

5 基本炎エネルギー
1 基本草エネルギー
2 ブレンドエネルギー草炎超悪
4 ダブル無色エネルギー



特に解説はしませんが、マグカルゴとルンパッパを使用した感想だけ。

●マグカルゴ(015/XY5)

炎1枚で撃てる[はじめるほのお]の前20+後20×2は、1進化ポケモンにしてはなかなかのコストパフォーマンス。
炎無無の[かえんほうしゃ]の90点も弱点込みで炎弱点のポケモンEXを一撃で落とせるので、使い勝手はなかなか良好でした。

●マグカルゴ(016/XY5)

炎無無の[ふくつのほのお]はバッフロン(BW5)の[アフロブレイク]と同じ威力なので、1進化してまで撃つほどのワザでもないだろうと当初は思っていましたが、やはり弱点を突くことができるのは頼りになります。
またΩバリア持ちなので、ベンチでダブル無色エネルギーを貼っても改造ハンマーやフラダリを恐れる必要がないので安心して育てることができるのは大きいですね。
ただ、HP110が心許ないのと、上のワザが炎無で30点という進化前のたねポケモン水準なので、総合的には使い勝手があまり良好とは言えませんでした。

●ルンパッパ(006/XY5)

結論から言うと、非常に使いにくいポケモンでした。
特性のみわくのリズムはコイン判定の結果で相手のベンチポケモンを引きずり出すことができるポケモンキャッチャーに近い特性ですが、この特性を目的としてルンパッパを立てるぐらいなら、最初からポケモンキャッチャーやフラダリを増量した方がいいです。
もちろんΩバリア持ちにも通るといった利点はありますが、それでもコイン判定が必要ですので、トータルで考えれば確実性のあるフラダリで十分かな、と思います。
ワザのソーラーレイも全体回復の効果があるとはいえ、草無無で80点という打点の低さ(補正がないと草弱点のポケモンEXを一発できぜつさせられない)で、実戦ではやや使いにくい印象でした。
あと、ルンパッパがいくらサポート役の2進化ポケモンといっても、HP130というのはやはり頼りないですね。

2進化ポケモンとしては物足りなさを感じずにはいられないですが、どうしてもこのポケモンを使いたいのであれば、相性補完の視点からやはり炎構築がいいと思います。
タイプが同じ草と組ませるのは個人的にはオススメできません。
(役割からして、ゲノセクトEXの方が遥かに優秀なので)
ポケカ再開後に再構築した【レックウザEXシビビール】のデッキを公開します。
新弾でもドラゴンバーストの超火力にはお世話になりそうです。

デッキ名:レックウザEXトルネロスシビビール
フォーマット:BW以降60枚

ポケモン/14
3 レックウザEX
4 シビシラス(BW2) ※でんじは
4 シビビール(BW2)
2 トルネロス(XY3) ※たつまきなげ
1 ライコウEX

サポート/14
4 アララギ博士
4 N
3 アクロマ
2 ベル
1 フラダリ

グッズ/19
4 ハイパーボール
4 ポケモンいれかえ
2 レベルボール
2 はかせのてがみ
2 バトルサーチャー
2 ツールスクラッパー
2 すごいつりざお
1 パソコン通信 [ACE SPEC]

スタジアム/2
2 スカイアローブリッジ

エネルギー/11
7 基本雷エネルギー
4 基本炎エネルギー


パンプされた闘ポケモンに一撃されて壁としての役目を果たしにくくなったゼクロム(BW1)や、ドラゴンタイプを主力としたデッキが減っている現状からレックウザを抜いて、トルネロス(XY3)を採用しています。
闘エネルギーが1枚しか付いていない程度の闘ポケモンの一撃を耐えてくれる点や、たつまきなげの打点が60点または120点なので、レックウザEXとの相性も悪くないですね。

慣れているデッキだったので久しぶりに使っても気持ちよく回すことができました。


以下、個人的なメモ

・フラダリはもう1枚欲しい
・まんたんのくすりを1枚採用したいが、さすがにスペースが厳しい。思い切ってツールスクラッパーを不採用にする?
・今の環境ならミュウツーEXは採用した方が良かったのかもしれない
・【レックウザEXシビビール】にジラーチEXを挿す構築は以前からあまり好きになれなかったが、今なら採用してもいいように思える
・ブルブルパンチやMシンカポケモンを採用した構築が増えてきたことを考えると、基本雷エネルギー7枚は物足りないかも。手貼りするエネルギーを確保する確率を上げるために、基本雷エネルギーをもう1枚増やすことを検討したい
バトルフェスタ2014宮城会場で使用した【ゲノセクトEXビリジオンEX】を公開します。
自分なりの結論を出したつもりでしたが、目標としていたクライマックスステージ進出には届きませんでした。
得手不得手が割と明確なデッキですが、現環境で一番意識しなければいけないガマゲロゲEX相手にある程度強気で押せるのは魅力的ですね。


デッキ名:ゲノセクトEXビリジオンEX
フォーマット:BW以降60枚

ポケモン/10
3 ゲノセクトEX
4 ビリジオンEX
1 ジラーチEX
1 デデンネ(XY3) ※エネショート
1 ルージュラ

サポート/15
4 アララギ博士
4 N
3 フウロ
1 アクロマ
1 ダークトリニティ
1 フラダリ
1 フラダリの奥の手

グッズ/19
4 ハイパーボール
3 バトルサーチャー
3 ちからのハチマキ
2 エネルギーつけかえ
2 改造ハンマー
2 ツールスクラッパー
1 はかせのてがみ
1 アクロママシーン
1 Gブースター [ACE SPEC]

スタジアム/3
3 スカイアローブリッジ

エネルギー/13
9 基本草エネルギー
4 プラズマエネルギー


以下、簡単な解説と採用理由など。

●ポケモン

○ゲノセクトEX
メインアタッカー。4枚積むか最後まで悩みましたが、他のカードとの兼ね合いで3積み。

○ビリジオンEX
いろいろと仕事が多いサブアタッカー。初手に欲しいので4積み。

○ジラーチEX
初動の展開が非常に重要なデッキなので採用。終盤の詰めの段階でも有用です。

○デデンネ(XY3)
主にイベルタルEXへの牽制要員。先にベンチのイベルタルEXに20点乗せておくと使いやすいです。

○ルージュラ
このデッキの「隠し腕」。バトルポケモンを10点回復させることにより、相手のダメージ計算をズラすことが可能になります。
主にミラーマッチや悪タイプ(イベルタルEX)を意識して採用しました。

●サポート

○フラダリ
レッドシグナル以外にもベンチのポケモンを引っ張る手段が欲しい場面があるので1枚採用。バトルサーチャーで再利用できるので、1枚でも十分に機能します。

○フラダリの奥の手
すごいつりざおとの2択ですが、再利用したいトレーナーズが多いので今回はこちらを選択しました。
トラッシュを利用するいくつかのデッキと相性が良くないので、時間稼ぎにも使えます。

●グッズ

○ハイパーボール
初手にビリジオンEX、2ターン目にゲノセクトEX(初手にサポートがない場合はジラーチEX)を用意したいので4積み。

○バトルサーチャー
3枚積めば、状況に応じてあらゆるサポートを使用できるようになりやすいです。

○ちからのハチマキ
2ターン目までにビリジオンEXに貼りたいところですが、他の枠との兼ね合いで最低限の3積み。

○エネルギーつけかえ
傷ついたポケモンの草エネルギーを無傷のポケモンに貼ったり、無傷のゲノセクトEXがGブースターを連発できそうな盤面の時の草エネルギーを確保するための手段として2枚採用。

○改造ハンマー
特殊エネルギーを積んでいるデッキ相手への足止めに2枚採用。【ゲノセクトEXビリジオンEX】は初動がやや遅いデッキなので、相手の速度を落とす手段として有用です。

○アクロママシーン
ゲノセクトEXを加速させるための手段。プラズマエネルギーはレッドシグナルで使用する場面が多いので、1試合に1回使用する想定で1枚だけ採用。

○Gブースター
サイド落ちしているか否かで試合の展開が大きく変わってきます。

●スタジアム

○スカイアローブリッジ
メインのポケモンの逃げるエネルギーが1で特殊状態にも強いので、スカイアローブリッジとの相性は抜群です。相手の「フラダリ→ブルブルパンチ」も、スカイアローブリッジさえ場に出ていれば、たいした足止めにはなりません。今回は3枚積んでいますが、枠さえあれば4枚積んでもいいと考えています。

●エネルギー

○基本草エネルギー
本当は10枚積みたかったのですが、他の枠との兼ね合いでギリギリの9枚。草エネルギーを10枚にしてプラズマエネルギーを3枚にする選択もありましたが、結局は9枚に落ち着きました。

○プラズマエネルギー
サイド落ちやアララギ博士によるトラッシュを考慮して4積。


※採用しなかった主なポケモン

○デオキシスEX
採用するだけでHP130組とHP180組への対処がしやすくなるのですが、バトル場に引っ張られた時にベンチに逃がす手段を今回はスカイアローブリッジしか用意しなかったので不採用にしました。採用するなら、ポケモンいれかえやかるいしも合わせて欲しいところです。

○シェイミEX
終盤の奇襲要員として優秀ですが、今回はジラーチEX採用型なので初手が弱くなることを考慮して不採用にしました。採用するなら、エネルギーつけかえが最低でも3枚ないと動きにくいです。

○バリヤード(BW8)
今回はルージュラ採用による枠の確保のために不採用としましたが、おそらくこちらを採用した方が安定すると思われます。(ジラーチEX採用型だと尚更)
ベンチを攻撃される機会が前環境よりも減っているので、バリヤードは以前ほど機能する場面は少なくなったと判断しています。

○フワライド(BW5)
何といっても自身がフラダリの奥の手を採用している関係で、やや使いにくいと判断して不採用としています。改造ハンマーとは相性が良いので、構築次第では有力な選択になるとは思います。
Xy2以降で初めて「タママニュ」を組んでみました。


デッキ名:タマタママニューラミミロップ
フォーマット:BW以降60枚


ポケモン/23
4 ニューラ(BW8) ※HP70
4 マニューラ(BW8)
4 タマタマ
3 ミミロル
3 ミミロップ
2 ジラーチEX
2 ヤミラミ(BW4)
1 バリヤード(BW8)

サポート/7
4 アララギ博士
2 アクロマ
1 フラダリ

グッズ/22
4 レベルボール
4 ハイパーボール
4 ダークパッチ
3 バトルコンプレッサー フレア団ギア
2 ツールスクラッパー
2 すごいつりざお
1 はかせのてがみ
1 バトルサーチャー
1 ポケモン回収サイクロン ACE SPEC

エネルギー/8
8 基本悪エネルギー


強化された闘タイプ、ダストオキシン、ブルブルパンチといった流行の中で完全に環境の隅に追いやられた【マニューラタマタマ】が、フレア団の秘密兵器を借りてパワーアップ!

XY3で新録の「バトルコンプレッサー フレア団ギア」とこのデッキは相性抜群です。
今まではタマタマをボールでサーチして、ハイパーボールやアララギ博士でトラッシュする必要があったのですが、バトルコンプレッサーは1回使うだけでトラッシュにタマタマを一気に3枚まで送ることができます。
ボールをタマタマ以外のポケモンのサーチに回すことができるので、安心して盤面を形成することができるようになりました。

今回は「可能な限り初手に欲しいけど、終盤腐っても困る」という理由で、試験的に3枚で回してみました。
感触としては悪くなかったですが、枚数は好みの問題となりそうですね。
殿堂レギュレーションでイベルタルEXがトップメタになると思って組んでみただけのデッキ。
実際は相手もUMAやシャドーサークルで弱点対策をしてくるのでそう上手くは刺さらない
とは思いますが、全体的にHP170組が主力のデッキ相手なら上手く渡り合えると思います。


デッキ名:ゼクロムEXゼクロムシビビール
フォーマット:殿堂

ポケモン/15
2 《ゼクロムEX(BKZ)》
2 《ゼクロム(BW1)》
1 《ミュウツーEX(BW3)》
2 《エンテイ&ライコウLEGEND(L2)》
1 《シビシラス(BW2)》 ※でんじは
2 《シビシラス(BKZ)》 ※スパーク
3 《シビビール(BW2)》
1 《ジラーチEX(BW9)》
1 《バリヤード(BW8)》

サポート/16
4 《アララギ博士》
4 《ハマナのリサーチ》
4 《オーキドはかせの新理論》
2 《アクロマ》
2 《フラダリ》

グッズ/17
3 《ハイパーボール》
1 《レベルボール》
1 《ゴージャスボール》
3 《ポケモンいれかえ》
2 《ちからのハチマキ》
1 《たつじんのおび》
1 《びっくりメガホン》
1 《バトルサーチャー》
1 《夜のメンテナンス》
2 《ジャンクアーム》 ★★×2
1 《ポケモン回収サイクロン》 ACE SPEC

エネルギー/12
7 《基本雷エネルギー》
1 《基本炎エネルギー》
4 《ダブル無色エネルギー》


・全体的にBW以降の「ゼクビール」に殿堂用パーツを換装しただけです。
 使いやすいとは思いますが、殿堂だと勝てないデッキがやや多いですね。
 あと自力で180を出力できる構築にしていないので、《ダークライEX(BW4)》や
 《ブラックキュレムEX(BKB)》の相手がややしんどいです。

・この構築なら《エンテイ&ライコウLEGEND(L2)》を使ってみたい・・・ということで採用。
・[サンダーフォール]の主な獲物は、《ユクシー(DP5)》、《アグノム(DP5)》、
 《ネンドール(DP4)》、《シェイミ(E)》、《セレビィ(L3)グレート》あたりですね。
 当然ながら相手の《バリヤード(BW8)》で止まります。
・[ばくごうのうず]は、炎無で90点というなかなかのコストパフォーマンス。
 《ゲノセクトEX(BW9)》、《ビリジオンEX(BW9)》、《イベルタルEX(XY1)》という殿堂で
 主力になりそうなポケモンEXを弱点込みで一発できぜつさせることが可能です。
・《エンテイ&ライコウLEGEND(L2)》が不要であれば、この枠で火力を補ったり、
 弱点対策をすればデッキがより安定すると思います。
 伝説ポケモンはロマン。

・殿堂ポイント枠は《ジャンクアーム》2枚で消化。
 状況に応じていろいろなグッズを回収しましょう。
 《ジャンクアーム》からの《ポケモン回収サイクロン》がなかなか強いですね。
4月から殿堂レギュレーションの大会が再開されるようですね。
今年もWCSへの権利戦が殿堂レギュレーションでも開催されるようなので、
4月以降は殿堂レギュレーションのデッキで調整される方も多いのではないでしょうか。

殿堂レギュレーションについては個人的にいろいろと思うところはありますが、
せっかくの機会なので原点にかえって楽しみたいですね。

まだ新しい殿堂レギュレーションへの考察はできていませんが、
これから実戦を通して考えていきたいと思います。

手始めに、以前の殿堂レギュレーションで使用したデッキのリニューアル版をアップします。


デッキ名:ケルディオEXカメックスジバコイルGR
フォーマット:殿堂(2014/4/1~)

ポケモン/21
2 《ケルディオEX(BW6)》 ★×2
1 《ブラックキュレムEX(BKB)》
3 《ゼニガメ(BW6)》
2 《カメール(BW6)》 ※たきのぼり
3 《カメックス(BW6)》
3 《コイル(DPs-B)》 ※じしゃく持ち
2 《レアコイル(DPs-S)》
3 《ジバコイル(LL)グレート》
2 《ミカルゲ(Pt4)》 ★×2

サポート/16
4 《ハマナのリサーチ》
4 《オーキドはかせの新理論》
4 《N》
2 《フラダリ》
2 《探究者》

グッズ/11
4 《スーパーエネルギー回収》
2 《ふしぎなアメ》
2 《ハイパーボール》
1 《ゴージャスボール》
1 《夜のメンテナンス》
1 《ダウジングマシン》 ACE SPEC

エネルギー/12
10 《基本水エネルギー》
2 《基本雷エネルギー》


以前のデッキレシピはこちら→ http://houi445.diarynote.jp/201308120034185409/

殿堂ポイント改定により、主力の《ケルディオEX(BW6)》と展開役の《ミカルゲ(Pt4)》に
ポイントが付いてしまったため、ラインを細くせざるを得なくなりました。

《ミカルゲ(Pt4)》に制限が付いたり新弾で《フラダリ》が収録されたことから、以前の
殿堂レギュレーションと比較してグッズが使いやすくなったと予想し、《ミカルゲ(Pt4)》は
ギリギリの2ラインにして、《ミズキの検索》を敢えて外して、グッズによる進化も狙います。

また、新殿堂レギュレーションで規制が解除される《探究者》は、2枚採用しました。
このデッキとは相性が良いサポートですが、何も考えずに使うと返しのターンで酷い目に
あうので相手の盤面を見ながら使いどころを考える必要がありそうです。


いろいろなタイプのデッキと渡り合うことができるのですが、私自身は使いこなす自信が
正直言ってありません(笑)
好きなデッキではあるので、4月に一時的に復活させようとは考えていますが
新殿堂環境で果たしてどこまで通用するのやら・・・
去年の主力デッキの1つだった「ゲノビリ」を久しぶりに組んでみました。


デッキ名:ゲノセクトEXビリジオンEX
フォーマット:BW以降60枚

ポケモン/11
3 《ゲノセクトEX(BW9)》
3 《ビリジオンEX(BW9)》
1 《シェイミEX(BW3)》
1 《ナッシー(BW8)》
1 《タマタマ(BW8)》
1 《トロピウス(BW9)》
1 《バリヤード(BW8)》

サポート/15
4 《アララギ博士》
4 《N》
4 《フウロ》
2 《アクロマ》
1 《ダークトリニティ》

グッズ/17
4 《ハイパーボール》
2 《ポケモンいれかえ》
3 《エネルギーつけかえ》
3 《ちからのハチマキ》
1 《はかせのてがみ》
1 《ツールスクラッパー》
1 《ともだちてちょう》
1 《すごいつりざお》
1 《Gブースター》 ACE SPEC

スタジアム/2
2 《スカイアローブリッジ》

エネルギー/14
11 《基本草エネルギー》
3 《プラズマエネルギー》



あまりにも有名なデッキなので、今更解説など不要かもしれませんが
申し訳程度の解説を載せておきます。


●ポケモン

・《シェイミEX(BW3)》

サブアタッカーは、《バッフロン(BW5)》、《フワライド(BW9)》あたりが
選択肢としては有力ですが、今回は《シェイミEX(BW3)》を採用してみました。
万が一《シェイミEX(BW3)》単でスタートしても、草構築なので[こうごうせい]で
最低限の仕事はしてくれます。(先行1ターン目に使えないのは痛いですが)

終盤の膠着した盤面を《エネルギーつけかえ》からの奇襲で、一気に制圧することが
できるのが魅力ですね。
非EXを挟んでサイドを奇数にして運用するのが理想ですが、《ちからのハチマキ》があれば
サイド4枚取られた状態からでも、相手のHP170組を一発で仕留めることができます。


・《タマタマ(BW8)》&《ナッシー(BW8)》

サイド調整要員その1。
「ゲノセクトEXビリジオンEX」のデッキは、
『《ハイパーボール》軸でデッキを回したいけど、あまりトラッシュはしたくない』
タイプのデッキなので、予めトラッシュに《タマタマ(BW8)》を落としておくと、
《ハイパーボール》の使い勝手が格段に良くなります。
万が一《タマタマ(BW8)》単スタートしてしまった場合は、他のポケモンをベンチに
出してから、わざと倒されるように仕向けましょう。

《ナッシー(BW8)》は時間稼ぎ役。
正直どこまで機能するか検証していませんが、[たちふさがる]の10点をHP180組に
当てておくと《ビリジオンEX(BW9)》+《ゲノセクトEX(BW9)》+《ちからのハチマキ》で
HP180組を撃退することができます。


・《トロピウス(BW9)》

サイド調整要員その2で展開役。
《スイクン(K+K)》や《シンボラー(BW5)》を意識してピン挿ししてみましたが、
基本的にあまり出番がないポケモンです。


●サポート

こちらのベンチをある程度は絞ることができるデッキなので、《アクロマ》は他のデッキと
比較するとそこまで強くはありませんが、終盤の強さを評価して2積み。
《ダークトリニティ》は主に中盤以降の《Gブースター》や《プラズマエネルギー》の
回収による使用を想定しています。


●グッズ

・《ハイパーボール》

1ターン目に《ビリジオンEX(BW9)》、2ターン目に《ゲノセクトEX(BW9)》をベンチに
出したいので、《ハイパーボール》は4積みにしました。
2ターン目に[エメラルドスラッシュ]を撃って、《ゲノセクトEX(BW9)》を加速することが
目標です。


・《ちからのハチマキ》

XY1で収録されて以来、あらゆるデッキに影響を及ぼしたハチマキですが、
このデッキは特に大きな恩恵を受けました。
[エメラルドスラッシュ]で、HP70以下のたねポケモンをきぜつさせたり、
《ゲノセクトEX(BW9)》の[メガロキャノン]と合わせてHP170組を3ターン目で
返り討ちにできるなど、《Gブースター》以外では火力に乏しかった「ゲノビリ」の
決定力が格段に向上しました。


・《ともだちてちょう》

状況によって《ダークトリニティ》を山札に戻しておくと、
終盤の決定的な場面で《Gブースター》や《プラズマエネルギー》を再利用できます。


・《Gブースター》

言うまでもなく超強力なエーススペックですが、基本的にはあまり頼らない方針で。
「サイド落ちしたから計算が狂った」ではなく、「サイドに落ちてなかったからラッキー」
ぐらいな感覚で回す方が良いと思われます。


●スタジアム

スカイアロー+つけかえ構築です。
できる限りHPが高いポケモンをバトル場に送り出すことを心がけましょう。


●エネルギー

《基本草エネルギー》は余裕を見て11枚。
とにかく2ターン目までにエネルギーを貼れるか否かが勝負ですので、
少し多めの方が安心かと思われます。



拡張パック「ワイルドブレイズ」発売後は炎タイプが猛威を奮いそうなので
草構築のデッキは厳しい立場に追い込まれることが予想されますが、
メタがひと通り回るとまた出番があるかもしれませんね。
本日参加した30枚戦のジムバトルで使用したデッキレシピを公開します。
デッキの構築上、安定した成績が残せるようなモノではないと思われます。
正直一発ネタに近いですが、何かの参考になれば幸いです。


デッキ名:ボスゴドラネイティオホーホー
フォーマット:BW以降30枚

ポケモン/11
2 《ココドラ(BW5)》
2 《コドラ(BW5)》
2 《ボスゴドラ(BW5)》
2 《ネイティ(EBB)》
2 《ネイティオ(EBB)》
1 《ホーホー(BW8)》

サポート/4
2 《ティエルノ》
1 《フウロ》
1 《フレア団のしたっぱ》

グッズ/11
2 《あなぬけのヒモ》
2 《レベルボール》
1 《ヘビーボール》
1 《シンカソーダ》
1 《退化スプレー》
2 《クラッシュハンマー》
1 《すごいつりざお》
1 《いのちのしずく》 ACE SPEC

エネルギー/4
4 《基本超エネルギー》


相手のデッキにひたすら圧力をかけて、ライブラリーアウトを狙うデッキです。
《ボスゴドラ(BW5)》と《ヤミラミ(BW4)》を組ませるデッキとは異なり、
ベンチとバトル場から同時に相手の山を削っていきます。
ポケモン11/トレーナーズ15/エネルギー4と、ややクセの強い構築です。


●ポケモン

・《ボスゴドラ(BW5)》
特性[やまおろし]でベンチから相手の山札を削ることができる素晴らしいポケモン。
《退化スプレー》で特性を使いまわすと効果的。

・《ネイティオ(EBB)》
[フォーチュンドロー]で相手に3枚のドローか山削りを要求します。
じゃんけんに勝てばこちらがドローできるので、展開役としてもそこそこ優秀です。
じゃんけんに負けた時のディスアドバンテージは痛いですが、相手の3枚ドローは
山札への圧力にもなります。

・《ホーホー(BW8)》
[どっちもドロー]でお互い2枚ドローします。
相手に確実なドローを許してしまうので《ネイティオ(EBB)》と
比較すると見劣りしますが、たねポケモンなので即起動が可能です。
最後のひと押しに。


●サポート

・《ティエルノ》
30枚戦では定番のドローサポートです。
ドローサポート2枚はやや物足りないので、《チェレン》の追加採用もアリ。

・《フウロ》
グッズに依存しているデッキなので、ピンポイントでグッズをサーチできる
このカードは役に立つ場面が多いはず。

・《フレア団のしたっぱ》
加速要素が少ない30枚戦だと刺さりやすいです。
ここぞというタイミングで。



●グッズ

・《あなぬけのヒモ》
時間稼ぎができる《ポケモンいれかえ》。序盤から終盤まで役に立ちます。

・《レベルボール》
11枚中9枚のポケモンをサーチできるので、文句なく2積み。

・《ヘビーボール》
《コドラ(BW5)》もサーチできますが、どちらかというと《ボスゴドラ(BW5)》優先で。

・《シンカソーダ》
自由枠。おそらく採用しなくても何とかなります。

・《退化スプレー》
特性[やまおろし]の再利用に。

・《クラッシュハンマー》
時間稼ぎが重要な要素であるこのデッキで真価を発揮してくれます。
1回の成功が60枚戦以上に重いです。

・《すごいつりざお》
山の削り合いに負けないために。

・《いのちのしずく》
《ツールスクラッパー》が採用されにくい30枚戦では効果的に働く場面が多いはずです。
《エアームドEX(XY1)》の[ねらいおとす]はどうしようもありませんが…


●エネルギー

4枚がギリギリのラインと判断しました。
引きに自信のある人は3枚で。



◆デッキの回し方

《あなぬけのヒモ》、《クラッシュハンマー》、《フレア団のしたっぱ》で
相手を妨害しつつ、ベンチで《ボスゴドラ(BW5)》を育成して
バトル場の《ネイティオ(EBB)》でひたすら[フォーチュンドロー]する。

以上。

後攻1ターン目や先行2ターン目に攻撃されないデッキだと動きやすいデッキです。
相手の《N》や《サナ》で山札を回復されるのが厄介ですが、気にせずに
ひたすら山を削りましょう。
ナナホシ杯で使用した竜王戦仕様の「ゼクビール」を公開します。
年明けから1ヶ月近く使い続けてきて、ある程度は回せるようになりました。


デッキ名:ゼクロムゼクロムEXシビビール@竜王戦版
フォーマット:BW以降60枚

ポケモン/14
2 《ゼクロムEX(BKZ)》
2 《ゼクロム(BW1)》
2 《シビシラス(BKZ)》 ※スパーク
1 《シビシラス(BW2)》 ※でんじは
3 《シビビール(BW2)》
1 《ミュウツーEX(BW3)》
1 《レックウザ(DS)》
1 《ジラーチEX(BW9)》
1 《バリヤード(BW8)》

サポート/13
4 《アララギ博士》
4 《N》
3 《アクロマ》
2 《フウロ》

グッズ/22
3 《ポケモンいれかえ》
1 《あなぬけのヒモ》
2 《レベルボール》
4 《ハイパーボール》
1 《はかせのてがみ》
3 《どくさいみん光線》
3 《ちからのハチマキ》
1 《かるいし》
1 《ツールスクラッパー》
2 《すごいつりざお》
1 《ポケモン回収サイクロン》 ACE SPEC


エネルギー/11
7 《基本雷エネルギー》
4 《ダブル無色エネルギー》


基本的には、年明けから使い続けてきた「ゼクビール」に強引に
ドラゴン枠の《レックウザ(DS)》を挿しただけのデッキです。


●ポケモン

・《ゼクロム(BW1)》
攻守の要。
1ターン目にバトル場に出して盾役を任せる展開が理想的です。

・《ゼクロムEX(BKZ)》
メインアタッカー。
《ちからのハチマキ》と合わせて170点を出すのが容易になりました。
更に《どくさいみん光線》を加えれば、雷抵抗のないHP180組なら一撃です。

・《ミュウツーEX(BW3)》
サブアタッカー。
《ゼクロムEX(BKZ)》等で対処が面倒な《ランドロスEX(BW6)》は
《ミュウツーEX(BW3)》に任せましょう。

・《ジラーチEX(BW9)》
ボール1枚がサポートに化けるので、事故率がグッと減ります。
「レックビール」と比較するとベンチの確保が容易な分、使いやすいです。
《アララギ博士》等でトラッシュに落としたら《すごいつりざお》で
山札に戻しておきましょう。
詰めの段階で頼りになります。

・《レックウザ(DS)》
ドラゴン枠。
《基本雷エネルギー》1枚で40点、《ちからのハチマキ》付なら
相手の《レックウザ(DS)》まで見ることができますが、基本的に使う機会は
限定的でした。
《キュレム(BW-P)150》との選択ですので、お好みで。


今回はドラゴン枠を確保するために、《ライコウEX(BW4)》は切りました。
今の環境でベンチに100点飛ばせる能力は確かに魅力的ですが、以下の理由で
今回は採用を見送りました。

・相手に《バリヤード(BW8)》が立つとベンチを狙撃できない。
・《ルギアEX(BW7)》や《イベルタルEX(XY1)》の弱点を突くなら
 2体の《ゼクロム(BW1)》で十分。
・《ランドロスEX(BW6)》や《テラキオン(BW2)》を相手にするのに
 弱点を分散させたい。
・《ダストダス(BW5)》構築相手には確かに刺さるが、
 悪+《ダストダス(BW5)》なら、手貼り対応である程度は応戦できるので、
 そこまで必要性を感じない。

確かに選択肢として《ライコウEX(BW4)》は安定していますが、この枠については、
今後も流動的になりそうです。


●サポート

名古屋でハーフデッキを買ってから《サナ》を使い続けてきましたが、
少なくとも「ゼクビール」には不採用という結論に至りました。
もし今後《サナ》を採用するとしたら、《N》1枚と差し替えるぐらいですかね。


●グッズ

当初は《かるいし》2枚、《ポケモンいれかえ》2枚で回していましたが、
《カビゴン(BW7)》の流行や《ちからのハチマキ》との兼ね合いで
《かるいし》が邪魔に感じることも多く、《かるいし》を1枚減らして
《ポケモンいれかえ》を3枚に増量しました。
これに《あなぬけのヒモ》と《ポケモン回収サイクロン》が各1枚入るので
フットワークはそこそこ軽快です。

・《ツールスクラッパー》
《ダストダス(BW5)》の[ダストオキシン]が発動しても、ある程度は応戦できる
デッキなので、2枚入れる必要性はないと判断してピン積みです。

・《ポケモン回収サイクロン》
状況に応じてさまざまな使用方法が可能なので、《アララギ博士》と同時に
握っている時以外は、ここぞという場面で使いたいですね。
少なくとも《ジラーチEX(BW9)》を回収するだけのグッズではないと思います。


●スタジアム

《タチワキシティジム》を挿したかったのですが、枠の関係で不採用です。
《タチワキシティジム》は相手が貼ったものを利用しましょう。


●エネルギー

11枚構築+《はかせのてがみ》で十分に回すことができます。
混色構成ではありませんが、デッキ圧縮として非常に優秀な《はかせのてがみ》は
「ゼクビール」でも1枚は欲しいです。


「レックビール」党の私ですが、「ゼクビール」も魅力的なデッキで
非常に気に入りました。

今後も環境に適応した「ゼクビール」を投入していきたいですね。
「レックビール」党の人間が、1回も組んだことがない「ゼクビール」に初挑戦。


デッキ名:ゼクロムゼクロムEXシビビール@試作版
フォーマット:BW以降60枚

ポケモン/14
2 《ゼクロムEX(BKZ)》
2 《ゼクロム(BW1)》
2 《シビシラス(BKZ)》 ※スパーク
1 《シビシラス(BW9)》 ※ひれカッター
3 《シビビール(BW2)》
1 《ライコウEX(BW4)》
1 《ミュウツーEX(BW3)》
1 《ジラーチEX(BW9)》
1 《バリヤード(BW8)》

サポート/13
4 《アララギ博士》
4 《N》
3 《アクロマ》
2 《フウロ》

グッズ/21
3 《ポケモンいれかえ》
2 《レベルボール》
4 《ハイパーボール》
1 《はかせのてがみ》
3 《どくさいみん光線》
3 《ちからのハチマキ》
2 《かるいし》
1 《ツールスクラッパー》
1 《すごいつりざお》
1 《ダウジングマシン》 ACE SPEC

スタジアム/1
1 《タチワキシティジム》

エネルギー/11
7 《基本雷エネルギー》
4 《ダブル無色エネルギー》



この構築を軸にして調整していきます。
最近新たに組んでみたデッキを公開します。
《ブーバーン》と《キュウコン》の組み合わせといえば、殿堂レギュレーションで
《ブーバーン(Pt3)》の[しんかのほのお]と《キュウコン(BW5)》の[たたりび]で
超火力を叩き出す組み合わせが有名ですが、このデッキはそんなド派手なものではなく、
地道に展開して立ち回りで勝負するデッキです。

そもそもこのデッキを組んだきっかけというのは、XY環境における
《キュウコン(BW5)》の特性[かがやくまなざし]の有用性を検証するためでした。


デッキ名:ブーバーンキュウコンライチュウ
フォーマット:BW以降60枚

ポケモン/18
3 《ブーバー(BW5)》
3 《ブーバーン(BW5)》
3 《ロコン(BW5)》
2 《キュウコン(BW5)》
2 《ピカチュウ(XY1)》
2 《ライチュウ(XY1)》
1 《ダゲキ(BW9)》
1 《ムンナ(BW6)》 ※特性[えんかくさいみん]
1 《バリヤード(BW8)》

サポート/14
4 《アララギ博士》
4 《N》
3 《フウロ》
3 《アクロマ》

グッズ/16
2 《ポケモンいれかえ》
4 《レベルボール》
3 《シンカソーダ》
3 《どくさいみん光線》
2 《ちからのハチマキ》
1 《すごいつりざお》
1 《ダウジングマシン》 ACE SPEC

エネルギー/12
8 《基本炎エネルギー》
4 《ダブル無色エネルギー》



●ポケモン

ポケモン選定の経緯:

「《キュウコン(BW5)》の[かがやくまなざし]を使いたい。」
「[かがやくまなざし]で置物に徹するのは勿体ない。アタッカーもやらせるか。」
「炎タイプで1エネ起動の非EX・・・やはり《ブーバーン(BW5)》かな。」
「《ブーバーン(BW5)》なら《ダブル無色エネルギー》採用するので、
 《ライチュウ(XY1)》がすんなり入るな。」
「後は必須の《バリヤード(BW8)》に1エネ起動の《ダゲキ(BW9)》、
 《キュウコン(BW5)》と相性が良い《ムンナ(BW6)》も入れるか。」


・《ブーバーン(BW5)》
このデッキにおける攻守の要。
実は《キュウコン(BW5)》と同時期に収録された1進化アタッカー。
《キュウコン(BW5)》の印象が強すぎて影が薄いですが、1進化アタッカーと
しては十分合格点です。
[フレイムバリア]の効果もあり、1進化ポケモンにしては場持ちが良いです。

[フレイムバリア]と[かえんほうしゃ]で補正なしで130点まで見れるので使いやすいですね。
[かがやくまなざし]と合わせて、ベンチに待機していることが多い
《ビリジオンEX(BW9)》や《ゲノセクトEX(BW9)》を
[かえんほうしゃ]一発で突破できるのは魅力です。

・《キュウコン(BW5)》
《ポケモンキャッチャー》のエラッタによって、特性[かがやくまなざし]
でベンチのポケモンを確実に引っ張ることができるこのポケモンの評価が高まりました。
このデッキでは《どくさいみん光線》と合わせて、アタッカーの役割も担います。
特性[かがやくまなざし]の発動機会を増やしたいので、相手にわざと倒されて
《すごいつりざお》で山札に戻すというプレイングが重要となります。

・《ライチュウ(XY1)》
XY環境で強い《イベルタルEX(XY1)》や《ルギアEX(BW7)》への対抗札。
ベンチに5体展開or4体展開+《ちからのハチマキ》の[エレキサークル]で
雷弱点のポケモンEXを一発で倒すことが可能です。
逃げるのにエネルギーを必要としない点もGoodです。

・《ダゲキ(BW9)》
《アブソル(BW8)》、《マニューラ(BW8)》、《ボルトロスEX(BW8)》
あたりを意識したアタッカーです。
必要としない場面では、壁役としての運用も。

・《ムンナ(BW6)》
コイン判定ですが、足止めや《キュウコン(BW5)》の火力要員としてピン挿し。

・《バリヤード(BW8)》
《ブーバーン(BW5)》以外は全て《ライコウEX(BW4)》の[ボルテージアロー]の
範囲に入るので、ほぼ必須です。


●グッズ
・《どくさいみん光線》
これだけでは火力が不足しがちなので、《タチワキシティジム》が
欲しいです。

・《ちからのハチマキ》
火力の底上げとして、このデッキでは特に重要。
本当は3積みしたいが、枠の関係で2積み。



まだまだいろいろと足りないデッキなので、もう少し調整してみたいと思います。
―居酒屋にて。

六「ハーフでも《イベルタルEX(XY1)》が強いんじゃないですかね。」
私「確かに」
六「でも、《スイクン(K+K)》がしんどいかなぁ。」
私「一理ある」
六「・・・。」
私「《ゾロアーク(XY1)》で対処すればいいじゃん(いいじゃん)」

おおよそこんなノリで誕生した混沌の産物。


デッキ名:イベルタルEXゾロアーク(ハーフ)
フォーマット:BW以降30枚

ポケモン/6
2 《イベルタルEX(XY1)》
2 《ゾロア(BW-P)116》 ※HP60、にらむ
2 《ゾロアーク(XY1)》

サポート/6
1 《アララギ博士》
1 《N》
2 《フウロ》
2 《ゲーチス》

グッズ/11
2 《ポケモンいれかえ》
1 《あなぬけのヒモ》
1 《スーパーボール》
2 《ポケモン図鑑》
2 《ピーピーエイド》
2 《ちからのハチマキ》
1 《ロックガード》 ACE SPEC

エネルギー/7
5 《基本悪エネルギー》
2 《ダブル無色エネルギー》


私がよく使うハーフデッキのフォーマットを利用して作成。
構築時間3分。
《ゾロアーク(XY1)》ラインで4枠も消費しているので、
そこまで強いデッキではありません。


●ポケモン

・《イベルタルEX(XY1)》
いわゆる「図鑑+エイド」のギミックを利用すれば、後1から90点を叩き出すことも可能です。
30枚戦だと天敵の《ライチュウ(XY1)》も少ないと思われるので、
60枚戦以上に気軽に暴れることができるでしょう。
《イベルタルEX(XY1)》とのミラーや《ミュウツーEX(BW3)》には注意。

・《ゾロアーク(XY1)》
XYシリーズ第1弾パックの中ではハズレアという評価の《ゾロアーク(XY1)》。
ただ、30枚戦だと、《イベルタルEX(XY1)》では対処できない
特性[しんぴのまもり]持ちの《シンボラー(BW5)》や《スイクン(K+K)》、
[てっこうざん]を連発する《ハッサム(BW6)》への対抗札となります。

悪タイプで基礎打点100を叩けるポケモンというのは、BWシリーズ以降だと
実はこの《ゾロアーク(XY1)》ぐらいだったりします。
《ゾロアーク(BW1)》の[イカサマ]だと、補正なしでは《シンボラー(BW5)》や
《スイクン(K+K)》を一発では倒せないので、対処は《ゾロアーク(XY1)》の
方が楽ですね。


ハーフデッキの構築って難しいなぁ。
バトルフェスタ東京で使用したデッキを公開します。
私を初めてクライマックスステージの舞台へ導いてくれた思い入れのあるデッキです。

デッキ名:レックウザEXシビビール@バトルフェスタ東京版
フォーマット:BW以降60枚

ポケモン/16
3 《レックウザEX(BW5)》
2 《シビシラス(BW2)》 ※でんじは
2 《シビシラス(BKZ)》 ※スパーク
4 《シビビール(BW2)》
1 《ライコウEX(BW4)》
2 《レックウザ(DS)》
1 《ゼクロム(BW1)》
1 《バリヤード(BW8)》

サポート/13
4 《アララギ博士》
4 《N》
3 《ベル》
2 《アクロマ》

グッズ/18
4 《ポケモンいれかえ》
3 《レベルボール》
4 《ハイパーボール》
2 《はかせのてがみ》
2 《ちからのハチマキ》
2 《すごいつりざお》
1 《パソコン通信》 ACE SPEC

スタジアム/2
2 《スカイアローブリッジ》

エネルギー/11
7 《基本雷エネルギー》
4 《基本炎エネルギー》


《イベルタルEX(XY1)》を軸にした悪デッキを使用することも考えましたが、
結局東京も一番思い入れがあって使い慣れている「レックウザEXシビビール」を
使うことになりました。
ただ、大阪大会の結果を受けて同型の構築が増えることが予想されたので、
よりミラーマッチに寄せた構築にするために、大阪で使用したものから一部の
カードを差し替えました。

ちなみに「レックウザEXシビビール@バトルフェスタ大阪版」のデッキレシピはこちらです。↓
http://houi445.diarynote.jp/201312170121334742/


●ポケモン

・《シビシラス》
「でんじは」と「スパーク」の配分を変更しましたが、特に影響はありませんでした。

・《レックウザ(DS)》
ミラーマッチを想定して、枚数を1枚から2枚に増量しています。
実際にミラーマッチが3回ありましたが、いずれも何らかの形で勝利に
貢献してくれました。
3枚だと重過ぎて1枚だと物足りないので、2枚で調整してみましたが、
この判断は決して間違えていなかったと考えています。

・《ゼクロム(BW1)》
今回《ビクティニ(BTV)001》の採用を見送って新たに追加採用したポケモン。
採用した主な理由は、相手の《レックウザ(DS)》や《アブソル(BW8)》と
いった非EXポケモンの対処のためです。
《アブソル(BW8)》は《ビクティニ(BTV)001》でも対処できますが、
壁役もこなせる《ゼクロム(BW1)》の方が用途は高いと判断して採用に踏み切りました。
また、環境に多そうな《ルギアEX(BW7)》と《イベルタルEX(XY1)》も
当然のことながら射程に入れています。


※「レックウザEXシビビール」でよく採用される《ビクティニ(BTV)001》ですが、
 はがね構築が以前よりも減ったと判断して不採用としました。
 くさ相手なら、《レックウザEX(BW5)》でも十分に対応可能です。

●グッズ

デッキの根幹に関わる大きな変更点として、《ツールスクラッパー》を不採用にして
代わりに《ちからのハチマキ》を採用しています。
《ツールスクラッパー》を抜いた影響で、《ダストダス(BW5)》軸のデッキが
出てきたらほぼゲームが終了ですが、今回は明らかにダストダス軸よりも数が多い
「レックウザEXシビビール」への勝ち筋を太くすることを重視しました。

・《ちからのハチマキ》
アタッカーの打点の強化です。主に想定していたことは以下のとおりです。

1)《レックウザ(DS)》のハチマキ[りゅうのはどう]で、相手の《レックウザ(DS)》の対処
2)《レックウザEX(BW5)》のハチマキ[ドラゴンバースト](2エネトラッシュ)で、
  HP140組までの対処
3)《ゼクロム(BW1)》のハチマキ[らいげき]で、HP140組までの対処

他にもいろいろな打点計算の想定はありますが、主なところとしては以上の
3点となります。

・《パソコン通信》
大阪では《ダウジングマシン》を採用していましたが、早々に握って腐る場面も
多かったので、今回は《パソコン通信》を採用しました。
《パソコン通信》はどの状況でも役に立つ場面が多かったので、結果としては
差し替えて正解でした。

●エネルギー

ポケモンを増やす枠を確保するために、《基本雷エネルギー》を1枚減らしました。
雷7枚ならデッキがギリギリ回るラインだと判断しています。
おそらくバトルフェスタで使うことはないデッキなので、デッキレシピを投下します。
このデッキを晒すのは一体何回目だろうか・・・


デッキ名:タマタママニューラジラーチEX
フォーマット:BW以降60枚

ポケモン/23
4 《タマタマ(BW8)》
4 《ニューラ(BW8)》 ※HP70
4 《マニューラ(BW8)》
3 《ジラーチEX(BW9)》
3 《ヤミラミ(BW4)》
1 《ダゲキ(BW9)》
1 《バリヤード(BW8)》
1 《フォッコ(HXY)》 ※HP60
1 《テールナー(XY1)》
1 《マフォクシー(XY1)》

サポート/7
4 《アララギ博士》
1 《N》
2 《アクロマ》

グッズ/20
4 《レベルボール》
4 《ハイパーボール》
4 《ダークパッチ》
3 《すごいつりざお》
1 《はかせのてがみ》
2 《ツールスクラッパー》
1 《タウンマップ》
1 《ポケモン回収サイクロン》 ACE SPEC

スタジアム/1
1 《スカイアローブリッジ》

エネルギー/9
9 《基本悪エネルギー》


●ポケモン
お試しで[マジカルフレイム]のドロー効果が強力な《マフォクシー(XY1)》を
1-1-1ラインで入れてみました。
立たせると強いですが無理には立たせず、基本は[スケープゴート]の弾としての
運用で問題ありません。

XY環境だと《ヤミラミ(BW4)》がBW環境ほど強くはないので、
以前から堅持していた4枚から、3枚に減らしました。
同じく《ジラーチEX(BW9)》も《マフォクシー(XY1)》ライン確保のために
4枚から3枚に減らしています。


●グッズ
《エネルギー転送》は、完全上位互換グッズの《はかせのてがみ》へ変更しました。
《はかせのてがみ》はデッキ圧縮が生命線のこのデッキとは相性が良いですね。


XY環境でもやることはBWの頃と変わらず、トラッシュに《タマタマ(BW8)》を
落とし、《マニューラ(BW8)》を育て、デッキをガンガン圧縮し、
バトル場のポケモンに豪速球をブン投げるだけです。

新環境では、悪抵抗付きの《ゼルネアスEX(XY1)》相手に打点計算を
間違えないように注意しましょう。
連日のデッキレシピ投下です。
新弾で注目の《イベルタルEX(XY1)》を主力にしたデッキです。
バトルフェスタ大阪のワンデイバトルで1回だけ回してみましたが、
まだまだ完成途上です。


デッキ名:イベルタルEXダークライEXダストダス試作版
フォーマット:BW以降60枚

ポケモン/11
3 《イベルタルEX(XY1)》
2 《ダークライEX(BW4)》
3 《ヤブクロン(BW2)》 ※ゴミあつめ
2 《ダストダス(BW5)》 ※ダストオキシン
1 《アブソル(BW8)》

サポート/14
4 《アララギ博士》
4 《N》
3 《フウロ》
2 《ベル》
1 《アクロマ》

グッズ/23
3 《ポケモンいれかえ》
4 《ハイパーボール》
4 《ダークパッチ》
2 《エネルギーつけかえ》
1 《はかせのてがみ》
4 《かるいし》
3 《ちからのハチマキ》
1 《ともだちてちょう》
1 《パソコン通信》 ACE SPEC

エネルギー/12
9 《基本悪エネルギー》
3 《ダブル無色エネルギー》


●ポケモン
・賛否両論あると思いますが、《ヤミラミ(BW4)》は不採用です。

・《イベルタルEX(XY1)》
このデッキの主力。
闘タイプに抵抗のある悪タイプなので、他の悪ポケモンとの相性補完は良好です。
[イビルボール]と[サイクロンY]は状況に応じて上手く使い分けましょう。

・《ダークライEX(BW4)》
《ダストダス(BW5)》の[ダストオキシン]発動までは[やみのころも]要員としてベンチからサポート。
《イベルタルEX(XY1)》が苦手な《ゼクロム(BW1)》の相手を担当します。
[ダストオキシン]が発動したら相手の《バリヤード(BW8)》を無力化できるので
[ナイトスピア]のバラ撒きを確実にベンチに通すことができます。

・《ダストダス(BW5)》
早めに[ダストオキシン]を発動させたいので、ラインは3-2で。
ただ、ここは2-2でもいいのかもしれません。要調整

・《アブソル(BW8)》
サイド調整役。《ゼクロム(BW1)》の対処も担当。

●サポート

・《フウロ》は1枚だけ《カミツレ》に差し替えても良いかもしれません。

●グッズ

・《ポケモンいれかえ》3枚と《かるいし》4枚、更に《ダークライEX(BW4)》も
 いるので、足回りは非常に快適です。
・《ちからのハチマキ》は《かたいおまもり》でも良いかもしれません。
 ポケモンのどうぐの配分は、今でも悩んでいます。
・《ともだちてちょう》は何となく入れてみました枠。
 素直にサポートを1枚増やした方が良い気がしてきました。

●エネルギー

・《基本悪エネルギー》のみの構築もありだと思いますが、個人的には
 [イビルボール]だけでなく、[サイクロンY]も撃ちたいので、
 《ダブル無色エネルギー》を3枚採用しました。
 《ダブル無色エネルギー》は[イビルボール]の打点向上にも貢献してくれます。


まだ完成度は低いので、もう少し調整してみたいと思います。

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